マイナンバーカードって?作るメリット・デメリット・注意点など

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一時話題になったマイナンバーカード、ここにきてさらにニュースなどで耳にするようになりました。そもそもマイナンバーってなに?マイナンバーカードを作る必要性があまりわからず、作っていないという人も多いのではないでしょうか。マイナンバー普及率も10数%となっており、もはやほとんどの方が作成していない状態です。

ここでは、そもそもマイナンバーってなに?から、マイナンバーカードを作るメリットと注意点をご紹介いたします。

マイナンバーカード作成の参考にしていただければ幸いです。

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マイナンバー(個人番号)って

マイナンバー(個人番号)とは、日本に住民票を有する人(外国人の方も対象です。)が持つ12桁の番号です。この番号は基本的には生涯変更はできません。

つまり、日本の住んでいて住民票に登録されている人は、たとえ産まれたばかりの赤ちゃんであってもマイナンバー(個人番号)を持っているということですね!

マイナンバー制度が目指すの3つの柱

マイナンバー制度は3つの大きな柱を確立するためにつくられました。3つの大きな柱とは、「公平・公正な社会の実現」「国民の利便性の向上」「行政の効率化」です。

公平・公正な社会の実現

マイナンバー制度を導入することで、国民の所得状況等が把握しやすくなり、社会問題となっている税金や社会保障の負担を免れることや不正受給の防止をするためとされています。さらに、所得状況等を把握することで、本当に必要としている人への適切な支援を可能にするためとされています。

国民の利便性の向上

マイナンバー制度を導入することで、今まで必要であった役場や税務署などの必要書類の入手及び提出の手間を削減させることを可能にするとされています。現に今、住民票などを平日に休みをとって役場に取りに行かなくてもコンビにでも入手できるようになっているのはこのお陰ということですね!

行政の効率化

マイナンバー制度の導入により、国や地方公共団体の間で情報連携が強化され、これまで相当な時間がかかっていた情報の照合、転記等に要する時間・労力が大幅に削減され、手続が正確でスムーズにすることを可能とするためとされています。

マイナンバーカードって何?

マイナンバーカードとはマイナンバー(個人番号)が記載されたカードのことです。表面には氏名、住所、生年月日などが記載されており本人の顔写真も載ります。裏面にはICチップとマイナンバーが記載されています。

マイナンバーカードで公的な身分証明書になり、この1枚で身分証明ができ、かつマイナンバー(個人番号)がわかるというものです。

裏面のあるマイナンバー(個人番号)は、法令で定められた税・社会保障・災害対策の手続きのため以外にコピーすることは出来ませんので注意が必要です。マイナンバーは大切な個人情報です。安易に漏洩しないように注意しましょう。

通知カードとマイナンバーカードは違うの?

マイナンバーカードと混同しやすいものに、通知カードがあります。通知カードは、マイナンバー制度が始まった時に、住民票の登録されている住所に送られたマイナンバー(個人番号)が記載された通知のことを言います。この通知カードをマイナンバーカードと勘違いされている人もいると思いますが別物になります。

通知カードでは、マイナンバーカードでできる各種の手続き等を行うことができず、また公的な身分証明書として使用することはできません。

通知カードは、あくまでマイナンバー(個人番号)を通知するためのものという認識をもっておきましょう。

マイナンバーカードを作るメリット

身分証明書として使用可能となる

マイナンバーカードは、運転免許証と同じように身分証明書として使用することができます。これは通知カードではできません。

公的な証明書をコンビニで入手できる

マイナンバーカードを使用することで、住民票などの公的な証明書をコンビニで入手できるようになります。これができることで、わざわざ平日に休みをとって役場に行く必要がなくなり、普段平日お仕事などで忙しい人にとっては非常にメリットがあるといえます。

このコンビニでの手続きは、土日祝も含めた早朝6:30から深夜23:00まで公的な証明書の発行を受けることができ、ほとんど時間を気にせず入手することが可能となります。

公的な証明書の発行手数料を安くなるかも

発行手数料が窓口に比べて安くなる場合があります。これは各地方団体で変わってしまいますが、窓口で証明書を入手した場合より、安くコンビニでは入手できるのです。金額としてはかなり少額な話ではありますが、ちょっぴり嬉しくなるメリットです。

マイナポータルで行政からのお知らせを確認することができる

マイナポータルとは、マイナンバーカードはマイナポータルにログインすることが可能となり、地方公共団体の子育てサービス検索や自己情報開示、行政からのお知らせなどをみることができるサービスをいいます。これは、政府が運営しているサービスであります。

今後このマイナポータルは機能を拡大していく可能性があります。現状、世の中に無数にある情報から自分にあったものを見つけないといけないですが、将来的には、自分にあった情報を適時に知ることができるようになるかもしれません。

確定申告などを電子申告ですることが可能

サラリーマンの方には関係ないことかもしれませんが、年に1度の確定申告を行う場合があります。自営業の方やサラリーマンの方で副業などをされている方が該当します。

この確定申告をネット上(電子申告)で行うためにはマイナンバーカードが必要となります。電子申告はネット上で確定申告をしることが可能ですので、作成時間を削減でき、郵送手続きや送料などを減らすことが可能となります。

マイナンバーカードの注意点

マイナンバーカードはすぐ手に入らない

マイナンバーカードは申請から発行まで約1ヶ月かかります。さらに、マイナンバーカード受取には役場へ直接受け取りにいかなければなりません。すぐに必要となっても約1ヶ月のタイムラグが生じますので、まず、申請だけをしておいて、都合が良い時に役所へ受け取りに行くのも1つの手かと思います。

ちなみに申請自体はネットから簡単にすることが可能です。

情報漏洩などの注意

徐々にではありますが、マイナンバーカードの利用が民間の金融サービスにも拡大しつつあります。例えば預金口座への紐付けや、株式投資などの投資をする際にかならずマイナンバーが必要になったりしております。さらには、2021年からはマイナンバーカードが保険証代わりになる制度がスタートするとされています。

ここで不安になるのは情報漏洩です。実際にマイナンバー絡みの詐欺被害が起こっているのも事実です。

マイナンバーは原則として、一度指定されると生涯ずっと同じ番号です。重要な個人情報として、取り扱いには十分に注意が必要となります。

マイナンバーカードには有効期限がある

デメリットというほどではないかもしれませんが、マイナンバーカードには有効期限があります。

身分証明書としては、20歳未満なら5回目の誕生日、20歳以上なら10回目の誕生日までとなっております。また、コンビニでの証明書発行などに使う電子証明書にも有効期限があり、発行から5回目の誕生日となっております

それぞれこの期限が切れてしまうと身分証明書・電子証明書としての使うことができなくなります。切れてしまう前に更新手続きをすることで引き続き身分証明書・電子証明書として利用できます。更新自体は簡単にできるため、忘れずに手続きするようにしましょう。

まとめ

ここでは、マイナンバーってなに?から、マイナンバーカードを作るメリットと注意点をご紹介させていただきました。

今現在のみに視点をおくとメリットとなる人はあまり多くないように感じます。それが今の普及率にも繋がっているのかと思います。

しかし、今後このマイナンバーカードを持っている人に向けた特典であったり、制度改正が行われる可能性が十分あります。なので、随時情報を確認しつつ入手のタイムラグを考えて必要になるときに慌てることのないように、早めに手許にあるようにしておくようにしておくのが得策といえます。

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