昼食後に眠気が急激に襲うことってありますよね?そんな時ネットで眠気を覚ます方法を検索して試してみる人は多いと思います。
しかし、なぜ昼食後に限って眠気が襲うのかを考えたことはありますでしょうか?もしかしたら、ただの寝不足ではないかもしれないと不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。実際、原因がさまざまあると思いますが、ここではより多くの方が当てはまる原因をご紹介したいと思います。
睡眠の量ではなく質に問題が!?
しっかり睡眠をとっているようで、実は睡眠の質が悪く、それが昼間の眠気の原因となっている場合があります。
十分な睡眠の量をとれていても、寝る直前までテレビやパソコン、スマホなどを見ている状態で眠りにつくと、深い睡眠につくことができず睡眠の質が悪くなる可能性があります。
寝る直前までテレビやパソコン、スマホなどを見ていると脳は活性化された状態であり無理に寝ようとすると眠りが浅くなってしますわけです。寝る1時間前は出来るだけこのようなものは見ないようにしましょう。
自律神経が影響している!?
自律神経って?と思われた方の為に簡単に自律神経についてご紹介します。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分けることができます。人は緊張して興奮状態にあるときには「交感神経」が働き、休息しているとき、リラックスしているときは副交感神経が働いています。この2つの自律神経のバランスがとれていることによって、健康を維持できているのです。
昼食後に襲う眠気、この原因は「副交感神経」が「交感神経」より優位に働くことが原因といわれています。
いやいや、運転、仕事や授業など集中しようとするときに、なぜリラックスしているときに働く「副交感神経」が緊張しているときにはたらく「交感神経」より優位に働くの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。
しかしこれは、ごく自然なことなのです。食事を摂ると食べたものを消化しようと胃や腸の動きが活発になります。それに伴って起こる脳・心臓の働きを促進するのは「交感神経」ですが、内臓の動きを活性化させるのは「副交感神経」なのです。
そして食事の内容がお米・麺類といったように炭水化物中心の食生活にしてしまうと、糖質を多く必要以上に多く摂取してしまうため、眠くなることは避けられません。
食後の血糖値は急激に上昇します。その結果、血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが大量に分泌され、血糖値を下げようとし、この血糖値の急降下が低血糖のような状態を作り出し、眠気を襲うわけです。
「副交感神経」と「糖質」と「インスリン」のトリプルパンチは最強すぎますね…
補足
下記のブログでは、眠気を襲ったときの対処法を紹介しています。ぜひ参考にしていただき眠気に打ち勝ちましょう!
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