行政書士試験まで残り2か月!直前期にやるべき勉強法と過ごし方

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2026年度の行政書士試験は、2026年11月8日(日)に実施されます。この記事を書いている9月上旬の時点で、試験まで残り2か月ほどとなりました。ここからの過ごし方次第で、得点は大きく変わってきます。この記事では、直前期に優先すべき学習内容と、試験当日までの過ごし方のポイントを整理します。

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行政書士試験の概要をおさらい

試験日程と合格基準

2026年度の行政書士試験は11月8日(日)13時から16時までの3時間で実施されます。合格基準は、法令等科目・基礎知識科目それぞれに設けられた基準点(足切りライン)をクリアした上で、試験全体で満点の60%以上(300点満点中180点以上)を得点することとされています。近年の傾向では、法令等科目は満点の50%以上、基礎知識科目は満点の40%以上が基準点の目安となっています。正式な基準点は年度ごとに試験実施団体から発表されるため、最新情報を試験センターの公式サイトで確認してください。

独学に必要とされる学習時間の目安

行政書士試験に合格するために必要な学習時間は、法律の学習経験がない場合でおおむね500〜800時間程度が目安とされています。直前期にこの目安を意識しすぎる必要はありませんが、残り時間の使い方を考える際の参考にはなります。

直前期(試験2か月前〜1か月前)にやるべきこと

新しい教材に手を広げず、今の教材を繰り返す

直前期になると、不安から新しい問題集やテキストに手を出したくなることがありますが、この時期に教材を増やすと消化不良になりがちです。これまで使ってきたテキストや問題集を繰り返し解き直し、知識の抜けを埋めることを優先しましょう。

配点の大きい民法・行政法を重点的に復習する

行政書士試験は、法令等科目の中でも行政法と民法の配点が大きい試験です。直前期は、六法全体を満遍なく復習するよりも、配点の大きい行政法・民法を中心に、頻出分野の知識を固めることが効率的です。

基礎知識科目の足切り対策も忘れない

法令等科目の得点がどれだけ高くても、基礎知識科目で基準点に届かなければ不合格となる、いわゆる「足切り」の仕組みがあります。基礎知識科目は出題範囲が広く対策が立てにくいと感じる方も多いですが、過去問で出題傾向を確認し、最低限の得点を確保できるよう、直前期にも一定の時間を確保しておきましょう。

試験1か月前からの過ごし方

本試験と同じ時間帯で模試・過去問演習を行う

試験は13時から16時までの3時間で実施されます。直前の1か月は、実際の試験時間に合わせて模試や過去問を解く練習を取り入れ、時間配分と集中力の持続に慣れておくことをおすすめします。

記述式問題の対策時間を確保する

行政書士試験には記述式問題があり、配点も大きいため、選択式・多肢選択式の対策だけに偏らないよう注意が必要です。過去問や予想問題を使って実際に手を動かして解答を書く練習を、直前期にも継続して行いましょう。

試験直前・当日の過ごし方

生活リズムを試験当日に合わせて整える

試験は午後開始のため、直前期から午後に頭が働く生活リズムに整えておくと、当日のコンディションを試験時間に合わせやすくなります。

持ち物と会場までの経路を早めに確認する

受験票、筆記用具、時計など当日の持ち物は前日までに準備し、会場までの経路や所要時間も事前に確認しておきましょう。当日はマークミスや記入漏れがないよう、時間配分にも余裕を持たせておくことをおすすめします。

よくある質問

Q. 直前期でも模試は受けたほうがよいですか?

本試験の時間配分や緊張感に慣れる目的で、直前期に模試を1〜2回受けておくことは有効です。ただし、模試の結果に一喜一憂しすぎず、間違えた問題の復習に時間を使うことを優先しましょう。

Q. 基礎知識科目の対策はどこまでやればよいですか?

基礎知識科目は出題範囲が広いため、満点を狙うのではなく、基準点をクリアすることを目標に、過去問で繰り返し出題されているテーマを優先して対策するのが効率的です。

科目別の配点から直前期の優先順位を考える

法令等科目の内訳

法令等科目(配点160点)は、5肢択一式(40問160点)と多肢選択式(3問24点)、記述式(3問60点)で構成され、憲法・行政法・民法・商法(会社法)・基礎法学から出題されます。中でも行政法と民法は出題数・配点ともに大きく、この2科目の得点力が合否を左右するといっても過言ではありません。直前期は、時間が限られている場合、行政法・民法の頻出テーマの復習を最優先にし、基礎法学や商法(会社法)は過去問で出題傾向を確認する程度にとどめるという優先順位のつけ方も一つの方法です。

記述式問題は部分点も意識する

記述式問題は1問20点、3問で60点分の配点があり、合否に大きく影響します。完璧な解答を書けなくても、キーワードを盛り込むことで部分点が期待できるケースもあるため、直前期は「白紙で出さない」ことを意識し、関連する条文や制度名を思い出す練習を重ねておくとよいでしょう。

直前期にありがちな失敗パターン

模試の点数だけで一喜一憂してしまう

直前期の模試は、本試験そのものではなく、あくまで現時点での実力確認と弱点発見のための材料です。点数の上下に気持ちを左右されすぎると、残り時間を有効に使えなくなってしまいます。模試を受けたら、点数よりも「どの分野で間違えたか」を分析し、直前期の学習計画に反映させることを意識しましょう。

睡眠時間を削って詰め込みすぎる

直前期は焦りから睡眠時間を削って学習時間を確保したくなりますが、睡眠不足は当日の集中力低下につながりかねません。特に試験前日から当日にかけては、十分な睡眠を取り、万全のコンディションで試験に臨めるよう生活リズムを整えることを優先してください。

独学が不安になったときの選択肢

直前期からの通信講座・単科講座の活用

直前期になって独学での対策に不安を感じた場合、これから予備校の全講座を受講するのは時間的に難しくても、記述式対策や直前模試だけを扱う単科講座・直前対策講座を活用する方法があります。自分の弱点分野に絞って外部の教材や講座を取り入れることで、残りの期間を効率的に使える場合があります。

学習仲間や勉強会を活用する

一人での学習が続くと、モチベーションの維持が難しくなることがあります。SNSやオンラインコミュニティ、資格予備校の自習室などを活用し、同じ試験を目指す仲間と情報交換をすることで、直前期特有の孤独感や不安を和らげやすくなります。

直前期のメンタルとの向き合い方

不安を感じるのは多くの受験生に共通する

試験が近づくにつれて、「このままで間に合うのだろうか」という不安を感じるのは、多くの受験生に共通する自然な反応です。不安そのものをなくそうとするよりも、不安を感じながらも、目の前の一問一問に集中して取り組むという姿勢を持つことが、直前期を乗り切るコツといえます。

完璧を求めすぎない

直前期にすべての分野を完璧に仕上げようとすると、かえって時間が足りなくなり焦りにつながります。配点の大きい分野を優先し、手が回らない部分があっても仕方がないと割り切ることも、限られた時間で得点を最大化するためには必要な考え方です。

試験後を見据えた準備も少しずつ

合格発表までのスケジュールを把握しておく

行政書士試験は例年、1月下旬ごろに合格発表が行われます。試験が終わってから発表までは1か月半程度の期間があるため、直前期のうちに、試験後の過ごし方についても軽くイメージしておくと、試験直後の燃え尽きを防ぎやすくなります。ただし、今は合格発表後のことよりも、目の前の直前期の学習に集中することを優先しましょう。

記述式の自己採点は難しいことを理解しておく

行政書士試験の記述式問題は、模範解答が公表されても、部分点の付け方まではわからないことが多く、自己採点だけで合否を正確に判断するのは難しい試験です。試験直後は記述式の出来が気になるものですが、過度に一喜一憂せず、次の対策(あるいは合格後の準備)に気持ちを切り替えていくことも大切です。

まとめ

2026年度の行政書士試験まで残り2か月というこの時期は、新しい教材に手を広げるのではなく、配点の大きい行政法・民法を中心に、これまでの教材を繰り返し復習することが得点アップの近道です。基礎知識科目の足切り対策や記述式の練習も並行して進めながら、試験当日の生活リズムや持ち物の準備も整えて、万全の状態で本番を迎えましょう。

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