ChatGPTの「Apps」は、Google DriveやSlackといった外部サービスとChatGPTを接続する機能です。公式ヘルプによると、会話を離れることなく、検索・参照・作業をより速く行えるようにする仕組みとされています。この記事では、公式ヘルプの情報にもとづいて、できることと使い方を紹介します。
なぜAppsが便利なのか
これまで、ChatGPTで外部サービスの情報を扱うには、内容をコピー&ペーストしたり、別のアプリを開いて確認したりする手間がありました。Appsを使うと、チャットの中から直接、連携したサービスを検索したり、要約を引用付きで取得したり、サービス内で操作を実行したりできます。作業を複数のアプリ間で行き来せずに済む点が特徴です。
基本知識:Appsでできること
公式ヘルプによると、Appsには次のような機能があります。
- インタラクティブな体験の提供:連携したサービスの機能を、チャット内で直接利用できる
- 検索のサポート:連携サービス内の情報を検索できる
- 引用付きの詳細なリサーチ:情報源を明示した形でのリサーチをサポートする
- 連携サービス内での操作の実行:外部サービス側での作業を、チャットからの指示で実行できる
代表的な連携先の例として、公式ヘルプではGoogle Drive、Slack、Canva、Zillowが挙げられています。現在利用できるアプリの一覧は、「プラグインディレクトリ」から確認できます。
手順:Appsを使ってみる
- ChatGPTで「プラグインディレクトリ」を開く
- 使いたいアプリを含むプラグインを探し、自分のプラン・ワークスペースで利用可能であれば「Connect(接続)」を選択する
- 各アプリのログイン・認証手続きを完了する
- 接続後、チャットの中でそのサービスに関する依頼をしてみる
対応プランによる違い
公式ヘルプによると、Appsの利用可否や初期設定は、契約しているプランによって異なります。
| プラン | 初期設定 |
| Business | Appsがデフォルトで有効になっている |
| Enterprise・Education | Appsはデフォルトで無効。管理者が有効化する必要がある |
| Free・Plus・Go・Pro | 利用できるかどうかは、アプリごとの条件による |
具体例:どんな場面で使うと便利か
- Slackでのやりとりの内容を、チャットから直接検索・要約したいとき
- Googleドライブ内の資料を参照しながら、ChatGPTに作業を依頼したいとき
- Canvaでデザインを作成する作業を、チャットからの指示で進めたいとき
プライバシー・データの取り扱いについて
公式ヘルプによると、Appsは「Webサイトを訪問した際に通常共有される基本的な情報」(IPアドレス、デバイスやブラウザの種類、言語・地域設定など)にアクセスする場合があるとされています。データの取り扱いは、それぞれのアプリの利用規約・プライバシーポリシーに従います。
モデルの学習への利用については、Enterprise・Business・Educationプランのユーザーのデータは、初期設定では学習に使われません。一方、Free・Plus・Go・Proプランのユーザーは、「すべての人のためにモデルを改善する」設定が有効になっている場合、データが学習に使われる可能性があるとされています。
注意点
- Appsを通じて連携するサービスの内容は、そのサービス自体の利用規約・プライバシーポリシーが適用されます。連携前に、どのような情報にアクセスされるのかを確認しておきましょう。
- 利用できるアプリの種類や対応プランは、今後変更される可能性があります。最新の一覧は、プラグインディレクトリで確認してください。
- 業務で機密情報を扱うサービスと連携する場合は、組織のデータ管理方針に沿って利用することが重要です。
よくある質問
Q. Appsとカスタムgpts(GPTs)は何が違いますか。
A. 公式ヘルプによると、「プラグイン」はワークフローに複数のアプリやスキルをまとめたものとされており、Appsはその中の個別の外部サービス連携を指します。カスタムGPTsは、特定の指示や機能を組み込んだChatGPTのカスタマイズ機能で、Appsとは異なる仕組みです。
Q. Appsは無料プランでも使えますか。
A. 公式ヘルプによると、Free・Plus・Go・Proプランでの利用可否は、アプリごとの条件によります。すべてのアプリが無料プランで使えるわけではない点に注意してください。
Q. 会社のSlackをChatGPTに接続しても安全ですか。
A. データの取り扱いは、各アプリの利用規約・プライバシーポリシーに従います。Enterprise・Businessプランでは、初期設定でモデル学習にデータが使われない仕組みになっていますが、機密情報を扱う場合は、組織の管理方針も確認したうえで利用しましょう。
まとめ
ChatGPTのApps機能を使うと、Google DriveやSlackなどの外部サービスを、チャットを離れずに操作できます。対応プランによって初期設定やデータの取り扱いが異なるため、自分のプランでの条件を確認したうえで活用しましょう。
次に取るべき行動
プラグインディレクトリを開き、普段使っているサービス(Google Drive、Slackなど)が対応しているか確認してみましょう。対応している場合は、実際に接続して、チャットからの操作を試してみてください。

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