税理士試験における効果抜群の理論暗記攻略法!

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税理士試験に挑戦するなかで、誰もが直面する理論暗記という大きな壁。誰もが苦戦し、1年でも早くこの理論呪縛から開放されていと考えているでしょう。税理士試験の受験する方のほとんどは「計算は合格ラインに達するけど、理論がどうしてもできません。」と言われます。

ここでは、初めて暗記に挑戦しようとしている方、暗記に苦戦している方の為に私なりに考えた効果抜群の理論暗記法をご紹介したいと思います。

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税理士試験における理論

税理士試験の理論は「税法に規定されている内容」から出題されます。つまりは小難しく規定されている法律から出題されます。出題形式は様々で、個別理論、複合理論、事例形式など様々です。

個別理論 … 個別の分野に対して問う問題

複合理論 … 複数の分野に対して総合的に問う問題

事例形式 … 事例に基づき自分の考え及びその根拠規定を問う問題

この3つを大きく分けると2つに分類できます。それは丸暗記で満点回答が可能となる個別理論、複合理論、ただの丸暗記では太刀打ちできない事例形式です。

私が考える効果抜群の暗記の考え方

なぜ計算はできるのに理論ができないのか。理論の内容理解は、意外と身に付きやすいですが、いざ理論の条文を書くとなると手が止まります。それに対して理論の条文暗記は地道な暗記作業が必要となり、これは成果がすぐに出ません。覚えた!と思っても次の日には半分くらいしか覚えていません。そのままにしていると1週間後には綺麗さっぱり忘れています。それが普通です。なので、みなさまが苦手意識を持つわけです。

さてここからが私なりの理論の考え方になるのですが、この大きな壁である理論暗記、ちょっと思考を考えてみませんか。

結論から申し上げますと、

「税理士科目=好きなアーティスト」

「各条文の題=曲名」

「各条文内の各項目の重要性=サビ・Aメロ・Bメロなど」

と考えよう!です。

何を言い出すのだ?ふざけているのか?と思われるかも知れませんが、真剣です。

数多くいるアーティストの中から好きなアーティストを選び。どんな曲歌っているんだろう、この曲って何を伝えたくて歌われているんだろうと、いろいろ興味を持つと思います。

これを税理士科目に当てはめると、約○科目ある税法科目から「これだ!」と税理士科目を選び、どんな条文があるのだろうか、この条文ってどんな内容なんだろうかと、いろいろ興味を持つというわけです。(ちょっと無理があるかもしれませんが…)

しかし、苦手意識を変え高いモチベーションを維持することが出来れば、それだけで大きく定着度が変わりますし、自然と理論に対する姿勢も変わることができます。

これに基づいての、実際の暗記攻略法は下の「私が考える効果抜群の暗記攻略法」でご紹介しております。

丸暗記と内容理解どっちが重要

結論、丸暗記と内容理解は両方重要です。強弱をつけるとしたら、まず内容理解を全力で取組む!そして後は、ひたすら暗記です。

最近の税理士試験では、ただの丸暗記よりも、きちんと内容を理解しているかを試す問題が出題される傾向が高くなっております。しかし、内容理解に時間をかけすぎると暗記が中途半端になってしまいます。

必ずしたい講義当日の理論の学習方法

私がお勧めする理論全般の学習方法をご紹介します。

① 受講後当日に必ず受講分の内容説明を一読する

② 白紙の紙に受講分の理論の書き出し

③ 書き出した理論をスマホに録音

1週間1コマ(月)の講義を受講しているとしましょう。

月曜日に講義を受け、家に帰ったら①~③の作業を必ず行うようにしましょう。おそらく1週間のうち一番地獄に感じる日かもしれませんが、これをするかしないかで理論の定着度に大きく影響してきます。講義内で、理論の説明をしてもらえます。しかし、すべてを説明してもらえるかというと時間とかの兼ね合いで不可能なことが多いです。よって、その日内に、しっかり内容説明を一読することで網羅的に理解することができるのです。

火曜日~日曜日までは録音した理論を聴きまくります。重要度を考慮しながら重要度の高い項目を聴きまくり、ある程度口ずさむことができたら周辺項目を聴くようにしましょう。

水曜日、日曜日などの一度、白紙の紙に書き出してみることができれば、より定着度を増すことができます。

私が考える効果抜群の暗記攻略法

さて、いよいよ私が考える効果抜群の暗記攻略法をご紹介したいと思います。

「私が考える効果抜群の暗記の考え方」で好きなアーティストに例えようといいました。

その上で考えていただきたいのですが、好きなアーティストの曲って聞きたくなりますよね?口ずさみたくなりますよね?気づいたら最後まで歌えて、カラオケで披露しちゃってませんか?このサイクルを上手く利用します。

① スマホに条文を録音し、聴きまくる。

「必ずしたい講義当日の理論の学習方法」の③で紹介した録音をただひたすら聴きまくりましょう。これは、好きなアーティストの曲を聴くのと同じ。

② 重要度の高い項目はサビ!口ずさもう!

いくら好きなアーティストの曲といってもいきなり全部を歌うのは現実的ではないと思います。まず、サビから口ずさむのが普通ではないでしょうか?

重要度の高い項目はサビであると考え、優先的に口ずさむようにしよう!

③ 各専門学校の確認テストはカラオケと一緒

カラオケは披露の場と先ほど説明しましたが、カラオケが苦手な方もいらっしゃると思います。大丈夫、確認テストのあなたの歌声はあなた自身と、先生しか聴きませんから。初めの確認テストは満点じゃなくても大丈夫です。まず今の歌声を先生に聴いてもらいましょう。的確な指摘をいただけます。

④ 定期的に好きな曲を聴こう!そしてもう一度カラオケへ!

せっかく覚えた好きな曲も忘れてしまってはもったいないですよね。だから繰り返し聴くのです。そうすることでより定着していきます。そして、先生の指摘事項を含めてカラオケにチャレンジしてみましょう。満点であれば、あなたはもう完璧です。あとは、そのサイクルを繰り返しするだけです。

さてこの①~④を繰りかえりやり続け、いよいよ辿り着く試験当日は武道館でコンサート!でしょうか。もはやそのステージにも立てずにリタイヤする人が半数近くいる中でよく絶え、よく頑張ったと自分自身に褒めてあげましょう。そして!最初で最後に全国のみんなに自分の最高の歌声を披露してあげましょう!

アンコールがないこと祈りつつ…

まとめ

理論学習は地道でコツコツしていかなければなりません。しかもすぐの成果のでるものではなく徐々に定着していくものです。まず苦手意識を克服し、高いモチベーションを維持し続ける環境づくりが必要であるといえます。

今時の時代に…と思われる理論暗記ですが、合格者のほとんどの方が全項目を暗記してきます。これは事実です。

このブログは決してふざけている訳ではございません。一人でも多く、理論暗記に対する苦手意識の克服と高いモチベーション維持の参考にしていただければと考えております。

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