普段する料理にはいろいろな素材を使うと思います。野菜であったり肉であったり、出汁をとるために昆布を使ったり…そんな中、ちょっとしたことで素材をダメにしてしまっている可能性があるのです。
ここでは、例えばそれってどんなことなのかを紹介したいと思います。
ぜひ参考にしていただき素材を最大限生かしてもらえたらと思います。
昆布は賞味期限が切れたら捨てる
キッチンの掃除をしていると棚の奥からいつ買ったかも分からない昆布がでてきた…賞味期限は、1年も過ぎているっていうとき、「もちろん、捨てる!」と思った人、実はかなり損しています。
実は、昆布に記載されている賞味期限はあってないようなものなのです。というのも、法律上、賞味期限を表示しなければならないので表示しているだけであって、一応記載しているだけなのです。
そして、昆布は種類によって異なるが賞味期限が切れてからが旨味成分が増し、中には20年以上ねかせるものもあるくらいです。
なので、もし賞味期限が切れた昆布を発見したときは「捨てよう…」ではなくて「ラッキー!」と思うようにしよう!
ただし、カビが生えてしまってしては流石に使えないのでご注意を。
冷凍パンを解凍してから焼く
冷凍していたパンを食べるときに一度解凍してから焼いてしまう人がいます。しかし、これをしてしまうとパンの旨味を失うことになります。
冷凍パンは、解凍されるうちに徐々に水分を失っていきパサパサになってしまうのです。
なので、冷凍パンは冷凍庫から取り出したままの状態で、トースターで焼くのが最もおいしく食べれる方法なのです。こうすることで、外はパリッと中はモチモチっと焼き上げることができます。
ここで裏技を紹介したいのですが、冷凍パンには弱点があります。それは角っこはどうしても乾燥気味になってしまい、焼き上がりがパサパサになりやすいのです。なので、焼く前に水分をちょっと足してから焼くと弱点を克服でき、おいしく焼き上げることが可能となります。
大さじ2分の1は軽量スプーンの半分
よく料理番組や料理本に分量を示す言葉として、小さじ1、大さじ1、ひとつまみ、1カップなどいろんな表現がされていますが、中でもよく間違いやすいのが大さじ2分の1です。
この「大さじ2分の1」のレシピをみて、実際の料理をするときに軽量スプーンの半分までしかいれないとすると、出来上がりの料理は少し味が薄くなってしまうはずです。
よくよく考えてみるとわかることなのですが、スプーンの形は半円状となっているため、半分と思っていても実際は半分ではなく3分の1程度になってしまっているのです。
なので、大さじ2分の1とレシピにのっていたら軽量スプーンの3分の2まで入れるようにしましょう。それでちょうど2分の1くらいになります。
米は水が透明になるまで何度もとぐ
米を研ぐときに水を加え、手でかき混ぜると白く濁ります。それを何回も何回もくり返し透明になるまで研がれている綺麗好きの方がいます。しかし、絶対にやってはいけないことの代表例です。
そもそもこの白い濁りの正体って何かご存じでしょうか?じつは、でんぷんなのです。
透明になるまでしてしまっていることで、米の旨味かつ栄養分であるでんぷんを自ら取ってしまっているのです。
正しい研ぎ方は、手で10回程度やさしくかき混ぜ、水を捨て、また水を加えてかき混ぜるを3回~4回程度でOKなのです。それ以上はしないようにしましょう。
きのこを野菜と同じように洗ってから食べる
野菜を調理する時には必ずといっていいほど水洗いすると思います。もし、それと同じようにきのこも一緒に水洗いしていたら、今すぐやめましょう。
きのここそ洗いたくなる気持ちはわかりますが、きのこの性質をしっていればこのようなことは絶対にしません。
きのこは種類によっては水を非常に吸いやすいものがあります。水を多く吸ってしまったきのこを炒め物などに使ってしまうと、炒め物を作るはずが煮物化になってしまうこともあります。
また、水分を含むことにより、味が落ちてしまううえに、栄養も減ってしまいます。
どうしても汚れが気になるのであれば、キッチンペーパーなので軽く拭く程度で大丈夫なのです。
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