マイナンバーカード所有者には2020(令和2)年9月から25%マイナポイント還元するというものすごく魅力的な制度が導入されようとしております。この導入に際し、2,500億円予算化へ調整という記事も出ておりました。
25%還元だけを見るとすごく魅力的ではありますが、いったいどのようにすればマイナポイントを得ることができるのか。そもそもマイナポイントとは何なのかをご紹介したいと思います。
また、マイナンバーカードについて知りたい人は、ぜひ下の記事でご紹介したますので読んでいただければと思います。
マイナポイントとは
マイナポイントとは2020(令和2)年度の秋頃に予定のマイナンバーカードを活用した消費活性化対策であり国の政策の1つであります。
25%還元マイナポイントとは
導入の目的って?
この25%還元の目的は大きく3つあるといわれています。
1つ目は、2020年夏の東京五輪・パラリンピック後の景気落ち込みを防ぐこと。
2つ目は、いまだ14%程度と低迷するマイナンバーカードの普及率を後押し、デジタル化を加速するため。
3つ目は、消費税増税対策で、2020年6月に終了するキャッシュレス決済のポイント還元後の後釜として。
対象となるためには?
まずマイナンバーカードを入手する必要があります。あくまで国のマイナンバーカード普及率増加を狙った対策でもあるから絶対条件となっております。次に、専用のID(マイキーID)を設定する必要があります。
以上の2要件を満たすことで晴れて対象者となることができます。
知っておく必要がある還元の上限と有効期間
25%還元だけをみるとすごく魅力的に感じますが、いくらまでも対象か、いつまでも続くのかというとそうではありません。
まず、ポイント還元の上限ですが、1人当たり5,000円となっております。逆算すると実質20,000円で25,000円分の買い物が出来るということになります。
また有効期間ですが、今のまま実行されるとすると、2020年9月から2021年3月までが有効期間となります。
マイナポイントの利用方法
マイナポイントは、マイナンバーカードに付与されるのかと思いきやそうではありません。 いまのところ次の2パターンで利用することができるとされています。
パターン1
•事前準備として、マイナポイント申込みページにて、利用するICカードを選択し、申込みを行う。
•ICカードにチャージすると、マイナポイントが付与される。
パターン2
•事前準備として、利用者が希望するQR決済アプリから、マイナポイントの申込みを行う。
•QR決済アプリを使って買い物をすると、マイナポイントが付与される。
つまり、お使いのICカード(SuicaやイオンのWAONなど)やQR決済アプリ(ペイペイ、LINEペイや楽天ペイ)などに追加でポイント付与されるということですね!
まとめ
ここではマイナポイントの2019年11月現在の情報をご紹介させていただきました。 今後、確定するまで内容が変わる可能性があります。注視していきたいと思います。
今問題となっているのは、マイナポイントの対象となるためのID(マイキーID)の設定が非常に煩雑ということです。専用のソフトをインストールしたり、カードリーダライタで読み取りを行ったりと…
まだ決定事項ではないので、最終的にどのようになるのか注目していきたいと思います。
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