社会保険労務士(社労士)試験は、労働・社会保険分野の専門家である社会保険労務士になるための国家試験です。これから受験を検討している方の中には、「どんな科目が出るのか」「試験日はいつなのか」「自分に受験資格があるのか」といった、試験の全体像をまず知りたいという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、令和8年度(第58回)社会保険労務士試験を例に、試験日程・科目構成・受験資格の基本をまとめて解説します。試験対策の勉強法そのものよりも、まずは「どのような試験なのか」という全体像を把握したい方に向けた内容です。
なお、試験日程・受験資格・出題形式などの詳細は年度によって変更される可能性があります。出願前には、必ず社会保険労務士試験オフィシャルサイトなど公式情報で最新の内容を確認してください。
社会保険労務士試験の基本情報
試験の目的と位置づけ
社会保険労務士試験は、労働基準法や社会保険各法など、労務管理・社会保険に関する幅広い知識を問う国家試験です。合格後、一定の実務経験や講習を経て社会保険労務士名簿に登録することで、社会保険労務士として活動できるようになります。企業の人事・労務部門で働く方や、社労士として独立を目指す方など、幅広い層が受験しています。
実施団体について
社会保険労務士試験は、厚生労働大臣の委託を受けた全国社会保険労務士会連合会が実施しています。試験に関する公式な情報は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表されており、受験を検討する際はまずこのサイトを確認するのが基本です。
令和8年度(第58回)試験日程の目安
試験日
各種情報によると、第58回(令和8年度)社会保険労務士試験の試験日は8月23日(日)とされています。社労士試験は例年、夏に1日で実施される試験です。試験時間や会場などの詳細は、受験案内で確認する必要があります。
申込期間の目安
申込受付期間は、例年4月中旬から5月末にかけて設定される傾向があります。令和8年度についても4月13日から5月31日までとする情報が見られますが、正確な期間は社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表される受験案内で必ず確認してください。申込みには受験資格を証明する書類の提出が必要になる場合があるため、早めの準備が安心です。
合格発表日の目安
合格発表は、例年10月上旬頃に行われる傾向があります。令和8年度については10月1日(木)とする情報が見られますが、こちらも実施団体の公式発表で確定日を確認するようにしてください。
試験科目と出題形式
労働編・社会保険編、あわせて10科目
社労士試験は、労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法、社会保険に関する一般常識など、労働関係法令と社会保険関係法令をあわせて幅広い科目から出題されるのが特徴です。出題範囲が非常に広いため、計画的な学習が求められる試験といえます。
択一式・選択式の出題形式
試験は、選択式(文章の空欄に当てはまる語句を選ぶ形式)と択一式(複数の選択肢から正解を選ぶ形式)で構成されています。それぞれの形式で科目ごとの基準点が設けられており、総合得点だけでなく、科目ごとの基準点もクリアする必要がある点が、社労士試験の大きな特徴です。基準点の詳細は年度によって変動するため、最新の合格基準は試験実施団体の発表で確認してください。
受験資格
学歴による受験資格
社労士試験は、誰でも受験できる試験ではなく、一定の受験資格を満たす必要があります。学歴による資格としては、大学・短期大学・専門学校(一定の要件を満たすもの)の卒業者などが該当します。学歴要件の詳細な区分は複数あるため、自分がどの区分に該当するかは受験案内で確認が必要です。
実務経験による受験資格
労働社会保険諸法令に関する実務に一定期間従事した経験がある方も、実務経験による受験資格を満たすことができます。実務の内容や従事期間には具体的な基準が定められているため、自分の実務経験が該当するかどうかは、証明書類の準備とあわせて事前に確認しておくことが大切です。
国家試験合格による受験資格
行政書士試験など、一定の国家試験に合格していることも、受験資格のひとつとして認められています。学歴や実務経験の要件を満たさない場合でも、こうした国家試験合格の実績があれば受験資格を得られる場合があります。
受験を検討する際の注意点
受験資格の証明書類は早めに準備する
社労士試験の申込みでは、卒業証明書や実務経験証明書など、受験資格を証明する書類の提出が求められます。書類の発行に時間がかかる場合もあるため、受験を決めたら早めに準備を進めておくと安心です。
最新情報は必ず公式サイトで確認する
試験日程、受験資格の詳細区分、出題形式、合格基準などは、年度によって変更される可能性があります。この記事で紹介した内容はあくまで目安として参考にしていただき、実際に出願する際は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表される最新の受験案内を必ず確認してください。
よくある質問
合格率はどのくらいですか
社会保険労務士試験の合格率は、例年5〜7%程度という低い水準で推移しており、国家資格の中でも難関のひとつとされています。合格率は年度ごとの出題傾向や受験者数によって変動するため、正確な数値は社会保険労務士試験オフィシャルサイトが公表する最新の結果で確認してください。
独学と予備校、どちらで準備すればよいですか
出題範囲の広さや、選択式・択一式それぞれで科目ごとの基準点をクリアする必要があることから、初めて受験する方の多くは資格予備校や通信講座を活用して学習を進めています。一方、労務関連の実務経験がある方など、すでに一定の知識がある場合は独学で挑戦するケースもあります。学習方法の選び方は、自分の知識レベルや学習に充てられる時間に応じて検討するとよいでしょう。
会場や試験時間はどこで確認できますか
試験会場は全国の主要都市に設けられるのが一般的で、受験申込みの際に希望する会場を選択する形式が取られています。試験時間についても、選択式・択一式それぞれで実施時間が定められており、休憩時間を挟んで1日で実施されます。会場の所在地や当日の集合時間など、受験に直結する情報は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表される受験票や受験案内で必ず確認するようにしてください。
まとめ
社会保険労務士試験は、労働基準法や社会保険各法など幅広い分野から出題される国家試験で、学歴・実務経験・国家試験合格のいずれかによる受験資格を満たす必要があります。試験は例年8月に実施され、申込みは4月から5月頃、合格発表は10月頃という流れが目安になります。
出題範囲が広く、受験資格の確認や証明書類の準備にも時間がかかるため、受験を検討している方は早めに社会保険労務士試験オフィシャルサイトで最新の受験案内を確認し、計画的に準備を進めることをおすすめします。
この記事で紹介した試験日程や申込期間、合格発表日は、本記事作成時点で確認できた情報をもとにした目安です。正式な日程や受験資格の詳細な区分、出題形式の詳細については、必ず社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表される受験案内をご確認のうえ、出願手続きを進めてください。

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