「褒める」と「おだてる」は違います。
褒めることは子育てをしていく上でとても重要なことです。しかし、褒めればいいという訳ではございません。子供の気持ちに共感することなく取りあえず褒めてしまっていることはないでしょうか?
具体的に良かったところを言ったあとに「すごいね!」「よく出来たね!」と褒めてあげると良いでしょう。間違っても、子供が失敗してがっかりしているときとかに「すごいね!「よく出来たね!」と言ってしまわないようにしましょう。これを一般的に「おだてる」といいます。
「褒める」と「おだてる」は違います。
むやみにおだてられて育った子供は、底が浅い大人になってしまいます。
失敗したときには、「もう少しだったね」「くやしいね」とまず共感してあげることで子供との信頼関係がうまれます。その上で褒めてあげるように心がけましょう。
「なんで?」攻撃に付き合い続けよう!
子供の好奇心といものは実は赤ちゃんの時から芽生えております。五感を使って学習しようとします。赤ちゃんがものを舐めたり口に入れたりするのも学習しようとしている訳ですね!
さて、言葉を話せるようになるとやってくるのが「なんで?」攻撃…
時に愛らしく、時に鬱陶しく感じてしまう親は多いのではないでしょうか。
しかし、結論を言うと子供の疑問には付き合い続けてあげましょう。同じ質問を繰り返し聞かれても「さっきも言ったでしょ!」と言わず答え続けてあげましょう。もしわからないときは「パパもわからないから一緒に調べてみよう!」と言う様にしましょう。
「なんで?」攻撃は子供の好奇心を伸ばす絶好のチャンスです!
なぜ叱られているのかをわかるようにしよう!
「叱る」これも子育てをしていく上で避けては通れない重要なことです。しかし、ついつい親の感情をぶつけがちになってないでしょうか?
親が叱るときは、子供に良くなってほしいからするものであってストレス解消するものではありません。
少し考えてみて下さい。子供が親の顔色を見ながらビクビクしながら育って欲しいですか?やっぱり、自主的に物事を判断し、進められるように成長して欲しいですよね。
叱るときは、具体的に「○○だから、あぶないよ」「○○だから、心配したよ」と叱っている理由を子供に伝えるようにしましょう。
そうすることで、子供は自主的に判断し物事を進められるように成長します。
子供に「自由」を与えてみよう!
子供のヤル気スイッチはどのようにして成長するのでしょうか?
私は、「自由」を与えてあげることで満足感、達成感を得る事が出来ることによって成長すると考えております。
我が家ではよく休みの日に家にあるペットボトル、紙皿、100均で購入にた折り紙などを子供と選び「自由」に工作をさせるようにしております。
夢中で工作するのですが、やっぱり未熟なところ、雑なところもあるのですが、手出しや口出しをせずに、そっと見守っております。そして完成したら褒めてあげ、一緒に遊んだりしています。見守るだけって可愛そう…と感じられる人もいるかもしれせんが、逆に干渉しすぎると成長を妨げます。
ただし、注意が必要で「自由」と「放任」は違います。
「放任」は、親が子育てを放棄すること。そうなってしまっては親と子供の関係は浅いものとなりヤル気スイッチは成長できません。
「自由」を与えたときは、いつも以上に子供の行動を観察するようにしましょう。
感情豊かな「語りかけ」を大事にしよう!
よくお腹の赤ちゃんに話しかけてよう。音楽を聴かせよう。と言われています。これは、言葉などを耳にして、感性を育むことができると言われているからです。
子供にとって、より多くの言葉を聞いてより多くの言葉を持っている子供は、知能が高く育つことができます。また、言葉を多く持つことで自分で絵本読みができるようになり、知的発達が急成長していきます。
語りかけはシンプルで、道を歩いているときに「ぽかぽかしてきもちいね」「お花が咲いてるね、きれいだね」など感じたこと、目にするものを、都度話しかけるだけです。
感情を豊かにする言葉をいっぱいかけてあげましょう!
失敗をヤル気のせいにしない!
失敗をつい「ヤル気がないからだ!」と言ってしまってないでしょうか?私は、ずっとこの事を疑問に感じておりました。
よくスポーツの監督が、失敗した選手に「ヤル気を出せ!」と怒鳴っているところを耳にしますが、なぜあなたに選手がヤル気あるかどうかがわかるんだ?肝心なのは、なぜ失敗をしてしまったのかではないのか?と感じます。
子供は、失敗したときには子供なりに悔しがったり、なぜ失敗したのかと考えます。どう励まして、どうしたら前向きに考えることができるのかを考え適切な言葉を掛けてあげるのが、親の役目であります。子供の挑戦するチャレンジ精神を育ててあげましょう!
2ヶ月目はここまで!どれか1つでも結構ですので気に入ってもらえて実践していただければ幸いです!
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