親が偉いとは限らない!
「目上の人や親を尊重しろ!」だれもが聞いたことがある言葉かと思います。
実際に親に関しては、育ててもらっているわけですから大変ありがたく感謝すべき存在であるのは間違いありません。が、親側がその事を無意識に「親だから」と子供に対して権威を主張してはいませんでしょうか?
「親だから偉い!」「なんでも言うことを聞きなさい!」などと理不尽な接し方をしてしまうと、会社の嫌な上司、先輩と同じではないでしょうか?親はただ親というだけで尊重されるのではなく、優しくあたたかさがある中にも厳しさもあるという親子関係があって初めて子供が、親に対して尊重するのではないでしょうか?
親が間違うこともあります。そんな時は素直に「ごめんなさい」と謝りましょう。
きちんと親が等身大の姿を見せることで子供は、しっかり親の姿勢を学び、「親はすごい!」と思うのです。「親は偉い!」は、決して親が子供に思わせるものではないのです。
子供への質問は具体的に答えやすいように!
子供に「今日、学校で何したの?」など学校の出来事を聞くときにこのような質問をしてしまうことがあります。しかし、これでは子供にとってかなり答えにくい質問です。
おそらく子供は「んー…っと、、わかんない。」と答えたり、逆にあれやこれやと次々話が出てきて親の方が意味不明になって会話にならなくなってしまいます。
子供に質問する時は、具体的に「今日の学校の給食は何だった?」とか「今日の学校の昼休みは何して遊んだの?」と聞いてみてはいかがでしょうか?そうすると子供は、より答えやすくなります。
またこれを繰り返すことにより、子供自身が順序だてて話す事を整理してから話せるようになります。
完璧主義ではなく、最後までやり遂げられる子供に!
子供に何かをしてもらうとき…たとえば洗濯物をたたんでもらうとしましょう。
そんなときに完璧に仕上げることを求めすぎて、ぐちゃぐちゃだったときに叱ってしまっている事はないでしょうか?ショックなのはわかります。しかし、考え方を変えてお願いごとではなく、遊びとして捉えてみてはいかがでしょうか。
10枚のタオルのうち4枚綺麗にたたんでいただけでも褒めてあげ、少しでもできていたらそこを褒めてあげましょう!
いきなり完璧を求めるのではなく、まずは最後までやり遂げることを目標にしましょう!
そうすれば、子供にまずやってみる!そして最後までやり遂げる!といった姿勢が身に付きます。
甘えさせて安心感を与え、信頼関係を築こう!
「甘えさせる」と「甘やかす」は違います。
ここでいう甘えるというものは、『子供のほうから話しかけてくるか。親の前で安心感を持っているか。失敗することに恐れず、失敗を受け入れることができるか。』などの状態をいいます。
つまり子供から信頼される親であるかということ。
子供が将来の人間関係をどう築いていくのかの基礎となるのは、今の家庭の状態です。家庭が安心できる場であることが大事であります。
親に甘えることができる子供は、情緒が安定します。そのためには、まずスキンシップや会話を多くするように心がけましょう!
甘やかず、甘えられる関係、すなわち信頼関係を築きましょう!
ゲームをするなら1人ではなく、家族で!
最近では、おとなのほうがゲームをしているのでは?と思ってしまします。
電車に乗っているとほぼみんながスマホを見ています。すごい時代ですね…
子育て中もスマホのゲームをついつい…
ご存じでしょうか、最近対人関係の希薄化でコミュニケーション能力が低下している大人が増えていることを。それにより、子供に上手く接することができない、どう言葉かけたらいいかわからない。なにをしたらいいかわからない。といった状態が起こりやすくなっています。
スマホのゲームはちょっと我慢して子供が寝てからでいいではないですか。
それより子供と一緒に遊びましょう!トランプでもいいですし、家族で遊べれば何でもOKです。
家族ゲームは言葉を交わし、相手の体の動きを見て、表情も見ますね。もっというとルールを守るということも学ぶことができます。また勝負であれば嬉しい!だったり悔しい!といった感情も豊かになります。さらにはコミュニケーション能力も得ることができます。
子供の人格形成において非常に大事な時間です。
3ヶ月目はここまで!どれか1つでも結構ですので気に入ってもらえて実践していただければ幸いです!
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