8ヶ月目から12ヶ月目までは、主にしつけ・ルールを身に付けさせる方法を紹介したいと思います。自然と楽しくしつけやルールを身に付けさせることができるので親にとってもストレスを感じることはありません。ぜに参考にしていただければと思います。
子供の小さいときから家庭のルールを定めておこう!
なにか子供とルールを決めていることはありますか?
どんな小さなことでも大丈夫、ルールを決めましょう。
ルールを作るということは、子供に対して示して見せる規範のようなものかもしれませんが、重要なことは、子供は言われたように育つのではなく、育てられたように育つのです。
家庭にルールがあると、自由きままに遊んでいる子供でも、親や先生などの声にすぐ反応し、聞き分けのよく行動する能力が育ちます。そういった子供は、自然と学ぶ能力も高くなり、物事の吸収力も高くなります。
これは、子供が小さければ小さいほど効果があり身についていきます。子供が大きくなってからでいいや。と考えていると、あとあと大変なのです。
「学校は教育の場」であり「家庭はしつけの場」
ちょっとびっくりなのですが、しつけも学校でしてくれると思っている親がいます。
学校面談で、先生が「授業中に歩き回る。先生の話を聞かない。」というと、親が「この子の個性なので、自由なんですよ。」と言ったような会話がたびたびおこなわれています。
一見、個性という言葉は耳障りがよく感じるかもしれませんが、これは親のしつけの怠慢をごまかしているにすぎません。それか、学校でしてくれるものと勘違いしているかもしれません。
私の友人で学校の先生はこう言ってました。「そう育てられた子供たちに罪はない。だから子供が余計にかわいそう。」…
いま一度しっかり考えてみましょう。学校は何をするところなのか。家庭は何をするところなのか。そして親は何をすべきなのか。
子供の教育の最高責任者は、学校でも塾でもない、そう親なのです。
甘やかさず、困難への対応力をつけさせよう!
子供は、自分のしたいことができないとき泣きます。それは当たり前のことであります。
なぜなら、何もしらない子供の唯一できる意思表示なのですから。問題はこの後の親の対応です。「泣いてかわいそう…」「早く泣きやんで」といったような理由で、子供の欲求を叶えまくっている親が多いように思います。
これでは、子供は「泣く」といった意思表示でしか伝えるパターンを学ぶことができません。
親はもっと別の方法を教えるべきなのです。
「甘えさせる」と「甘やかす」は違います。大いに甘えさせても問題ないのですが、甘やかしすぎると年齢を重ねるにつれ感情でしか意思表示ができなくなってしまいます。
困難にぶつかった時に、どう乗り越えるか。感情をしっかりコントロールさせ、困難に立ち向かい乗り越えることができるかを子供に考えさせるようにしましょう。
姿勢は生活の基本、良い姿勢で良い体と心をつくろう!
姿勢は生活の基本であるにもかかわらず、最近では、大人ですら姿勢が悪い人が目立つようになってきました。原因としては、運動不足やそもそも姿勢にそこまで意識がいっていないのか…
姿勢が悪いと、肩こり、腰痛、頭痛、内臓機能の低下などが引き起こされます。また、姿勢は心の状態にも影響を与えると言われています。
この姿勢、もっとも学習するのは、子供のころと言われています。親が日ごろから姿勢を良くするように教えてあげましょう。
具体的には、「背筋をのばして。」や「あごを軽く引いてみて。」など言ってみるのがいいかもしれません。しかし、これはかなりの期間を要します。また近道もないと思っていただいた方がいいかもしれません。なので、気づいたらこまめに姿勢を正すようにしましょう。
いくらゲームでも特別ルールは不要、正々堂々やらせよう!
トランプやオセロなどのゲームを子供と一緒にするとき、子供に有利な特別ルールに変えてませんか?子供は大人よりもプライドが高く、負けてしまうと泣いて悔しがるものです時には途中でやめてしまうことも。
しかし、重要なのは、特別ルールに変えて勝たせてあげるのではなく、ルールが守れないと遊んであげないよと教えてあげることなのです。
だからといって、大人が本気をだすと当然大人が圧勝するでしょう。そんな大人げないことはせず、ぎりぎりのところで負けてあげましょうね。ただ負けてあげるのではなく、負けたら「もう1回挑戦だ!」などと負けた時の姿勢を子供に見せることで、子供は負けた時の態度を学ぶことができます。
そして、子供がゲームの面白さがわかってきたら、ちょっと本気をだしてみて勝ってみましょう。そして負けた子供の様子をしっかし観察しましょう。
そうすることによって、子供は自分で悔しさをコントロールしたりバネにして前に進めたりできるようになります。
8ヶ月目はここまで!どれか1つでも結構ですので気に入ってもらえて実践していただければ幸いです!
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