働きながらでも1年目で簿記論合格!

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資格の大原に通い、第68回税理士試験の簿記論で無事合格しました!

ここでは働きながらどのように合格を勝ち取れたか、自分なりの勉強法を紹介したいと思います。

まず、簿記論の試験問題の全体像を把握しておきましょう。

試験問題は基本的に第1問から第3問まであり、第1問、第2問は個別問題。第3問は総合問題となっております。配点は、第1問、第2問合わせて50点、第3問は50点であります。

また、簿記論は他の税理士試験科目と違い全問、計算問題となっております。

さて、ここからは私が行った具体的な勉強法をご紹介いたします。

①勉強時間を確保しよう!

 働きながらとなると専念受験生と比べると格段に時間がないです。ですので、1日にできる勉強時間をしっかり把握しておきましょう!理想の勉強時間は、平日2時間、休日6時間です。これが確保できれば合格できます。

②9月~12月までは、個別問題を極めよう!総合問題は、どんな問題が出ているか見直す程度でOK!

 簿記論の試験において個別問題は基本中の基本となります。実際の本試験は難易度が高く全問解答がほぼ不可能ですが、個別問題が解けなければ合格はほぼ不可能です。また、総合問題ですが、まずどんな問題が出ているかを見直す程度で大丈夫です。

 重要な点は、個別問題をスラスラ解答することができ、総合問題はどんな問題が出ているかある程度理解できている状態を年内まで維持できているかどうかです。

③1月~4月までは、個別問題を極めつつ、総合問題を休日1題解答しよう!

 この時期は、応用期のインプット時期となります。①9月~12月までの基礎インプット時期につかんだ個別問題の学習の土台がかなり活きてきます。それは、総合問題への対応力が自然と身についているからです。本試験の総合問題は、この①9月~12月までの基礎インプット時期の内容及びレベルを完全にマスターできていれば本試験での対応力がほぼ身についているからです。あとは、テクニック力が必要になりますので、毎週休日に1題を目標に解答するようにしましょう。

 この時期に一気に総合問題への対応力をつけます。

④5月~8月までは、ひたすら模擬試験を解答し、関連する個別問題を解答しなおす。

 この時期からは専門学校では模擬試験が始まります。資格の大原でも模擬試験が始まるのですが、この本試験までの模擬試験が本当にびっくりするくらい力を引き延ばしてくれます。

 どんなに自信がなくても必ず試験を受け、そして間違ったところをひたすら見直し、関連する問題を解き直しましょう。よく上位3割以内といわれますが、別に入ってなくても問題ありません。しっかり見直し、次の日に3割以内に入る実力になってればOKです。

⑤本試験

 いよいよ本試験当日。本試験直前に見るべきものは、模擬試験の個別問題をおススメします。テキストなんて重たいの持って行かないようにね!なぜ個別問題かというと①ドンピシャで同じような問題が出る可能性があるということ。②一度解いた問題であるため精神的に落ち着くから。

 本試験開始!なんだこの問題!?というのは少なからず出題され焦る気持ちもあるでしょうが、大丈夫、しっかり勉強できている受験生でも同じことを思っています。合格できる人はその謎問を思い切って飛ばすことができるかどうかです。しっかりみんなが解けそうな問題を確実に解答するようにしましょう。

まとめ

 以上が、私がした簿記論の勉強法になります。正直簡単そうに見えますが、いざ勉強し始めると誘惑や体力的にもしんどくなってきます。おそらく合格できるかどうかは勉強が継続できるかどうかが1番重要なのではないかと思うほどです。

 簿記論は税理士試験でいうと基本中の基本科目。確実に合格しなければいけない必須科目でもあります。

 しかし、この科目を合格することができれば計算力は十分あると言えます。他の税法科目においてもここまで計算させるような科目はないほどです。

 これから税理士を目指す人にとって、少しでも参考になればと思います!

  

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