働きながらでも1年目で財務諸表論合格!

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資格の大原に通い、第66回税理士試験の財務諸表論で無事合格しました!

ここでは働きながらどのように合格を勝ち取れたか、自分なりの勉強法を紹介したいと思います。

まず、財務諸表論の試験問題の全体像を把握しておきましょう。

試験問題は基本的に第1問から第3問まであり、第1問、第2問は理論問題。第3問は計算総合問題となっております。配点は、第1問、第2問合わせて50点、第3問は50点であります。

また、財務諸表論は簿記論と違い理論が加わることが大きな違いと言っていいでしょう。

さて、ここからは私が行った具体的な勉強法をご紹介いたします。

①勉強時間を確保しよう!

 働きながらとなると専念受験生と比べると格段に時間がないです。ですので、1日にできる勉強時間をしっかり把握しておきましょう!理想の勉強時間は、平日2時間+α、休日5時間+α。これが確保できれば合格できます。

②理論の学習方法

 次のサイクルで9月~4月までやりきってください。

 1、講義を受ける。

 2、本文1読

 3、内容理解(テキスト熟読)

 4、理論本文書き出し

 このサイクルを講義受講後に必ず行うようにしましょう!この2~4の作業だけでおよそ1時間かかります。大変かもしれませんが、定着度が格段にアップします。そしてあとは次の講義までに本文をひたすら暗記です。暗記は地道です。近道はないと言っても過言ではありません。

 しかし、受験生の合格する人のほとんどはほぼ全理論暗記してきます。後回しにせず、暗記しましょう!

③計算の学習方法

 本試験に向けた総合問題対策を常に意識して、まずは個別問題を完全に解答できるようにすることが重要です。総合問題といっても個別問題の集合体です。確かにテクニックが必要なところはありますがこの個別問題の知識がないと太刀打ちできません。

 よって9月~12月までは、ひたすら個別問題を解きまくりましょう!

 そして、1月~4月は個別問題に合わせて総合問題を本格的に解答するようにしましょう。理想は1週間に最低2題です。ここで、総合問題のパターンをつかむことができれば後は個別問題を肉付けしていくだけです。

④5月~8月の理論・計算の学習方法

 この時期からは専門学校では模擬試験が始まります。資格の大原でも模擬試験が始まるのですが、この本試験までの模擬試験が本当にびっくりするくらい力を引き延ばしてくれます。

 どんなに自信がなくても必ず試験を受け、そして間違ったところをひたすら見直し、関連する問題を解き直しましょう。よく上位3割以内といわれますが、別に入ってなくても問題ありません。しっかり見直し、次の日に3割以内に入る実力になってればOKです。

 さて、この時期の理論に関してですが、模擬試験の復習はもちろんですが、+αで、理論の暗記の再実施を行ってください。模擬試験の範囲以外のところも行うようにしましょう。理論は覚えてもポンポン抜けていきますが、これを繰り返すことにより7月以降の超直前期からのラストスパートで驚異的な定着を感じることができます。

 計算に関しては、模擬試験をしっかり復習する程度で大丈夫です。もし、不安な箇所があるのであれば早めに対策をしておきましょう!

⑤本試験

 いよいよ本試験当日。本試験直前に見るべきものは、模擬試験の理論問題をおススメします。テキストなんて重たいの持って行かないようにね!なぜ理論問題かというと①ドンピシャで同じような問題が出る可能性があるということ。②一度解いた問題であるため精神的に落ち着くから。やっぱり直前まで不安なのが理論です。

 本試験開始!なんだこの問題!?というのは少なからず出題され焦る気持ちもあるでしょうが、大丈夫、しっかり勉強できている受験生でも同じことを思っています。合格できる人はその謎問を思い切って飛ばすことができるかどうかです。しっかりみんなが解けそうな問題を確実に解答するようにしましょう。

まとめ

 以上が、私がした財務諸表論の勉強法になります。いざ勉強し始めると誘惑や体力的にもしんどくなってきます。おそらく合格できるかどうかは勉強が継続できるかどうかが1番重要なのではないかと思うほどです。

 財務諸表論は税理士試験でいう初めて理論を学習する科目。また、確実に合格しなければいけない必須科目でもあります。

 しかし、この科目を合格することができれば理論暗記力、理解力は十分あると言えます。他の税法科目の理論に挑戦するうえで自信になること間違いなしです。

 これから税理士を目指す人にとって、少しでも参考になればと思います!

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