世界的に有名な企業の株を保有できることから、米国株投資に関心を持つ個人投資家が増えています。ただし、日本株とは異なる特徴もいくつかあり、始める前に理解しておきたいポイントがあります。この記事では、米国株投資の始め方と、初心者が押さえておきたい基礎知識を整理します。
米国株を購入するための準備
米国株の取扱いがある証券会社で口座開設
米国株投資を始めるには、米国株の取り扱いがある証券会社で口座を開設する必要があります。多くのネット証券が対応しており、通常の証券総合口座の開設に加えて、外国株取引口座の開設手続きが必要になる場合があります。
円をドルに交換する(為替取引)
米国株の売買には米ドルが必要になるため、日本円を米ドルに交換する為替取引を行います。証券会社によっては、円のまま注文すると自動的に為替取引が行われるサービスもあります。
米国株ならではの特徴
1株から購入できる銘柄が多い
日本株の多くが単元株(100株単位)での取引が中心なのに対し、米国株は1株から購入できる銘柄がほとんどです。少額からでも有名企業の株主になれる点が、米国株の人気の理由の一つとされています。
配当の支払い回数が多い傾向
米国企業は、年1回の配当が一般的な日本企業と異なり、四半期ごと(年4回)に配当を支払う企業が多い傾向にあります。定期的に配当を受け取りたい投資家に選ばれやすい特徴です。
米国株投資の注意点
為替リスクがある
米国株は米ドル建てで取引されるため、円高・円安の動きによって、円換算した際の資産価値が変動する「為替リスク」があります。株価が上昇していても、円高が進むと円換算での利益が目減りすることもあります。
取引時間が日本と異なる
米国市場の取引時間は、日本時間の夜間から早朝にあたります(サマータイムの有無によって時間が変わります)。リアルタイムで値動きを確認したい場合は、取引時間の違いを意識しておく必要があります。
よくある質問
Q. 米国株はNISA口座でも購入できますか?
はい。新NISAの成長投資枠では、条件を満たす米国株も対象商品に含まれています。ただし、すべての銘柄が対象になるわけではないため、事前に確認しましょう。
Q. 為替手数料はどれくらいかかりますか?
円をドルに交換する際には為替手数料がかかり、証券会社によって水準が異なります。頻繁に取引する場合は、この手数料も比較のポイントになります。
まとめ
米国株投資を始めるには、対応する証券会社で口座開設と為替取引の準備を行う必要があります。1株から購入できる銘柄が多く、配当の支払い回数が多いといった特徴がある一方、為替リスクや取引時間の違いには注意が必要です。特徴を理解したうえで、日本株とあわせた分散投資を検討するとよいでしょう。

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